中国人に対するビザ発給要件等の緩和

2016年05月03日

外務省で「中国人に対するビザ発給要件等の緩和」の発表がされています。
【外部リンク】 中国人に対するビザ発給要件等の緩和

1 本30日,外務省は,日中間の人的交流を拡大し,政府の観光立国推進や地方創生の取組に資するため,中国人に対する数次ビザ及び一部大学生等に対するビザについて,ビザ有効期間の延長や発給要件の緩和等を実施することを決定しました。

2 今次決定の内容は以下のとおりです。

(1)商用目的の者や文化人・知識人の数次ビザ申請者について,ビザの有効期間を現行の最長5年から最長10年に延長するとともに,発給対象者の要件を一部緩和。

(2)中国教育部直属大学に所属する学部生・院生及びその卒業後3年以内の卒業生に対する一次ビザの申請手続を簡素化。

3 措置の詳細及び具体的な運用開始時期については,現在検討中です。

(参考)
 中国教育部直属大学は,中国の教育部に直属し,教育部が管理する高等教育機関(75校)。

「商用目的の者や文化人・知識人」のビザの有効期間を5年から10年に延長して 中国教育部直属大学に所属する卒業生達に対する一次ビザの申請手続を簡単にする。 具体的にどうするかは、検討中です。

平成28年4月30日、岸田外務大臣が中国で王毅・外交部長との会談を行われ、
中国人へのビザ発行の緩和を含めた意見交換がされました。

この意見交換の中で尖閣諸島の問題についての言及は無かった模様です。


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